Dockerイメージを作成とOCIRへの登録

このステップでは、Visual Builder Studio上でJava Webアプリケーション(データソースとしてATPデータベースを使用)のDockerイメージを作成する方法を説明します。

今回は、Oracle JETとHelidonで作成したサンプルアプリケーションを使用してコンテナイメージを作成します。

Note

Oracle JETは、Oracleが開発するフロントエンドUIを迅速に構築するためのJavaScriptベースのツールキットです。
Helidonは、Oracleが提供するオープンソースのマイクロサービス・アプリケーションフレームワークです。
Oracle JETHelidonについての詳細はそれぞれのリンクをご確認ください.

以下手順で実行します。

  1. OCIRリポジトリへの接続を構成する
  2. イメージを作成・プッシュするためのDockerビルドジョブを構成する
  3. ビルドジョブを実行する

1. OCIRリポジトリへの接続を構成する

Visual Builder Studioで「Docker」に移動して、「外部レジストリのリンク」ボタンをクリックします。

下記項目を入力して、「作成」ボタンをクリックします。

  • レジストリ名:"WorkshopOCIR"
  • レジストリURL:https://<リージョンコード>.ocir.io
  • 説明:"OKE ATP"
  • 認証:基本を選択
  • ユーザー名:<オブジェクト・ストレージ・ネームスペース>/oracleidentitycloudservice/<ユーザ名>
  • パスワード:認証トークン

リージョンコードについては、ご自身の環境に合わせて設定してください。今回は"iad"を設定します。

リージョン リージョンコード
ap-tokyo-1 nrt
ap-osaka-1 kix
ap-melbourne-1 mel
eu-amsterdam-1 ams
me-jeddah-1 jed
us-ashburn-1 iad
us-phoenix-1 phx
ap-mumbai-1 bom
ap-seoul-1 icn
ap-sydney-1 syd
ca-toronto-1 yyz
eu-frankfurt-1 fra
eu-zurich-1 zrh
sa-saopaulo-1 gru
uk-london-1 lhr

成功すると、外部レジストリの情報が表示されます。

2. イメージを作成・プッシュするためのDockerビルドジョブを構成する

「ビルド」に移動して、「+ジョブの作成」をクリックします。

下記項目を入力して、「作成」ボタンをクリックします。

  • 名前:ジョブ名。今回はJavaDockerOCIR
  • 説明:ジョブの説明。"Build and push Docker image to OCIR"
  • テンプレート:OKE

右側の「Git追加」から「Git」を選択します。

下記項目を入力します。

次のステップを追加します。

  • リポジトリ:oke_atp_workshopを選択する
  • SCMコミット時に自動的にビルドを実行:チェックオンにする

「ステップ」をクリックします。

「ステップの追加」から「Docker」⇒「Dockerログイン」を選択します。

下記項目を入力します。

  • レジストリ・ホスト:"WorkshopOCIR"

「ステップの追加」から「Docker」⇒「Dockerビルド」を選択します。

下記項目を入力します。

  • レジストリ・ホスト:"WorkshopOCIR"
  • イメージ名:<オブジェクト・ストレージ・ネームスペース>/workshop/okeatpapp

注意事項: トライアル環境以外の環境をお使いの方へ

トライアル環境以外の環境をお使いの方は、イメージが他のユーザの方と重複しないように、語尾に任意の文字列(名前のイニシャル等)を追加するなどして重複しない名前にしてください。

「ステップの追加」から「Docker」⇒「Dockerプッシュ」を選択します。

下記項目を入力します。

  • レジストリ・ホスト:"WorkshopOCIR"
  • イメージ名:<オブジェクト・ストレージ・ネームスペース>/workshop/okeatpapp

「保存」ボタンをクリックします。

Note

ここまでの手順が完了したら、一度ATPへのサンプルデータ登録に戻り、サンプルデータの確認を実施してください。 ジョブが完了していない場合は、完了するまでお待ちください。

3. ビルドジョブを実行する

「今すぐビルド」ボタンをクリックします。

成功すると、ステータスがになります。

OCIコンソールから、"開発者サービス"=>"OCIR"に移動するとokeatpappのイメージがプッシュされたことを確認できます。

最後にプッシュしたイメージをpullできるようにパブリックにします。
プッシュしたイメージを選択し、"アクション"をクリックします。
"パブリックに変更"をクリックします。

これで、アプリケーションをイメージに作成して、OCIRへの登録は完了しました。

続いて OKEクラスタへのデプロイ に進んでください。