Oracle WebLogic Operator チュートリアル

WebLogic clusterのスケーリング

WebLogic Serverは、構成済みと動的の2種類のクラスタリング構成をサポートしています。構成済みクラスターは、個々の管理対象サーバーインスタンスを手動で構成することによって作成されます。動的クラスタでは、管理対象サーバーの構成は単一の共有テンプレートから生成されます。動的クラスタを使用すると、追加のサーバー容量が必要な場合、新しいサーバーインスタンスを手動で個別に構成することなく、クラスターに追加できます。また、構成されたクラスターとは異なり、動的クラスターのスケールアップは、クラスターで定義されたサーバーのセットに制限されず、ランタイムの要求に基づいて増やすことができます。

WebLogic OperatorでWebLogicクラスターのスケーリングを開始する方法はいくつかあります:

  • オンデマンドで、ドメインリソースを直接更新します(kubectlを使用)
  • オペレータのスケール用REST APIをcurl等で呼び出します。
  • WLDFポリシールールとスクリプトアクションを使用して、オペレーターのスケール用REST APIを呼び出します。
  • Prometheusアラートアクションを使用して、オペレーターのスケール用REST APIを呼び出します。

kubectlを使用したWebLogicクラスターのスケーリング

KubernetesでWebLogicクラスターをスケーリングする最も簡単な方法は、ドメインリソース内のレプリカプロパティを単純に編集することです。変更を保持するには、domain.yamlを編集し、kubectlを使用して変更を適用します。お好みのエディターを使用してdomain.yamlを開きます。

以下の箇所を探します:

clusters:
- clusterName: cluster-1
  serverStartState: "RUNNING"
  replicas: 2
replicasを3に変更し、変更を保存します。kubectlを使用して変更を適用します:
kubectl apply -f /u01/domain.yaml
kubectlを使用してポッドの数の変更を確認します:
kubectl get po -n sample-domain1-ns
NAME                             READY     STATUS        RESTARTS   AGE
sample-domain1-admin-server      1/1       Running       0          57m
sample-domain1-managed-server1   1/1       Running       0          56m
sample-domain1-managed-server2   1/1       Running       0          55m
sample-domain1-managed-server3   1/1       Running       0          1m
すぐに管理対象サーバー3が表示され、数分以内にREADY状態になります。WebLogic管理コンソールを使用して、管理対象サーバーのスケーリングアクションを確認することもできます:

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Note

kubectl editコマンドを使用して、既存の(実行中の)ドメインリソースファイルを直接編集できます。この場合、デスクトップにあるdomain.yamlは実行中のドメインのリソースの変更が反映されません。

kubectl edit domain DOMAIN_UID -n DOMAIN_NAMESPACE
デフォルト設定を使用する場合の構文は次のとおりです:
kubectl edit domain sample-domain1 -n sample-domain1-ns
実行するとviのようなエディターが表示されます。

Note

コンソールを使用してクラスターをスケーリングしないでください。オペレーターがこの操作を制御します。オペレーターのオプションを使用して、Kubernetesにデプロイされたクラスターをスケーリングします。

続いて、JDBC Datasource parametersのオーバーライドに進んでください。