はじめに

Oracle Cloud Infrastructure Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure (ExaDB-D) では、OS以上がユーザー管理となるため、OS以上のOS、Grid Infrastructure、Database、そしてPaaSサービスの管理のためのクラウド・ツールに対するパッチ適用は、ユーザー側でパッチ適用の計画と適用実施が可能です。ここでは、それぞれのパッチ適用方法についてご紹介します。

目次 :

前提条件 :

所要時間 : 約2時間 ※環境によって異なるため、参考値です。


1. Grid Infrastructure(GI)のパッチ適用

  1. OCIコンソール・メニューから Oracle DatabaseOracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure に移動します。

  2. 利用したいコンパートメントをList scopeコンパートメントから選択します。

  3. 利用したいリージョンを右上のリージョンの折りたたみメニューをクリックして、リージョンの一覧から選択します。

  4. 操作したいExadata VMクラスタの表示名をクリックします。

  5. Exadata VMクラスタの詳細ページのグリッド・インフラストラクチャのバージョンで現在のGIのバージョンを確認できます。

    opatchコマンドでも確認が可能です。仮想マシンへのアクセス方法は101:ExaDB-Dを使おう4.DBシステムへのアクセスをご参照ください。

    以下のようにgridユーザにログインして、コマンドを実行します。

    実行コマンド:

     sudo su - grid
     /u01/app/19.0.0.0/grid/OPatch/opatch lspatches
    

    実行例:

  6. 使用可能な更新の横にある更新の表示をクリックします。

  7. 適用可能なパッチの一覧が表示されます。ここではグリッド・インフラストラクチャ19.21.0.0.0を適用します。

  8. 適用したいパッチの右のアクション・ボタンをクリックして、事前チェックの実行をクリックします。

  9. 事前チェックの実行のボタンをクリックします。

  10. 実行したパッチの状態チェック中に切り替わります。

    成功すると、状態使用可能に切り替わり、最後に成功した事前チェックに日付が更新されます。

  11. 事前チェックで問題がなければ、アクション・ボタンをクリックして、Grid Infrastructureパッチの適用をクリックします。

  12. パッチの適用ボタンをクリックします。

    Exadata VMクラスタの詳細ページに戻ると、状態が更新中となっています。使用可能に切り替わるまで待機します。 パッチはDBサーバーへのローリングで適用されます。

    VMクラスタの状態が使用可能に切り替わり、パッチが成功すると、パッチの一覧から適用したパッチが消えます。適用したパッチはdbaascliを使用してロールバックできます。

    opatchコマンドでも確認が可能です。仮想マシンへのアクセス方法は101:ExaDB-Dを使おう4.DBシステムへのアクセスをご参照ください。

    以下のようにgridユーザにログインして、コマンドを実行します。

    実行コマンド:

     sudo su - grid
     /u01/app/19.0.0.0/grid/OPatch/opatch lspatches
    

    実行例:


2. データベースのパッチ適用

パッチ適用方法には、Out-of-place PatchingIn-place Patchingの2つの方法を提供しております。

  • Out-of-place Patching:
    既存のOracleホームとは別の場所に、バイナリ・ファイルをインストールしてパッチ適用する

  • In-place Patching:
    既存のOracleホームとしてインストールされているバイナリ・ファイルを、直接入れ替えることでパッチ適用する

パッチ適用後に何か問題が発生した際に元のOracleホームにスイッチ・バックできるという利点からOut-of-place Patchingが推奨とされています。

Out-of-place Patching

  1. OCIコンソール・メニューから Oracle DatabaseOracle Public Cloud上のExadata に移動します。

  2. 利用したいコンパートメントをリスト範囲コンパートメントから選択します。

  3. 利用したいリージョンを右上のリージョンの折りたたみメニューをクリックして、リージョンの一覧から選択します。

  4. 操作したいExadata VMクラスタの表示名をクリックします。

  5. Exadata VMクラスタの詳細ページの使用可能な更新の横にある更新の表示をクリックします。

  1. 適用可能なパッチの一覧が表示されます。

    opatchコマンドでも確認が可能です。仮想マシンへのアクセス方法は101:ExaDB-Dを使おう4.DBシステムへのアクセスをご参照ください。

    以下のようにoracleユーザにログインして、コマンドを実行します。

    実行コマンド:

     sudo su - oracle
     $ORACLE_HOME/OPatch/opatch lspatches
    

    実行例:

     [oracle@oradb-lxxkd1 ~]$ opatch lspatches
     34088989;ONE-OFF REQUEST FOR DELETE DIR FOR SUPTOOLS/TFA + SUPTOOLS/ORACHK + SUPTOOLS/ORACHK.ZIP FROM DB PSU/BP/RU/RUR
     34096213;Fix for Bug 34096213
     33810360;CVE-2021-45943 REPORTED IN (OPEN SOURCE GEOSPATIAL FOUNDATION/GEOSPATIAL DATA ABSTRACTION LIBRARY/OPENGIS SIMPLE FEATURES REFERENCE IMPLEMENTATION (GDAL/OGR)/3.3.0)
     33809062;TRACKING BUG FOR REGRESSION RTI 24544369 CAUSED BY PKNAGGS_BUG-32472737 APPROVED/INCLUDED IN 21.0.0.0 ADBSBP
     29780459;INCREASE _LM_RES_HASH_BUCKET AND BACK OUT CHANGES FROM THE BUG 29416368 FIX
     33613833;DSTV37 UPDATE - TZDATA2021E - NEED OJVM FIX
     33613829;RDBMS - DSTV37 UPDATE - TZDATA2021E
     32327201;RDBMS - DSTV36 UPDATE - TZDATA2020E
     31335037;RDBMS - DSTV35 UPDATE - TZDATA2020A
     30432118;MERGE REQUEST ON TOP OF 19.0.0.0.0 FOR BUGS 28852325 29997937
     33912872;DATABASE PERL UPDATE IN 19C TO V5.32-1 (CVE-2022-23990 - LIBEXPAT UPDATE)
     33810130;JDK BUNDLE PATCH 19.0.0.0.220419
     33808367;OJVM RELEASE UPDATE: 19.15.0.0.220419 (33808367)
     33815596;OCW RELEASE UPDATE 19.15.0.0.0 (33815596)
     33806152;Database Release Update : 19.15.0.0.220419 (33806152)
    
     OPatch succeeded.
    
  2. アップグレードしたいデータベースのバージョンのデータベース・ホームを作成します。データベース・ホームの作成は106 : データベースのバージョンを指定しよう1. データベース・ホームの作成をご参照ください。

    作成が完了すると、以下のようにExadata VMクラスタの詳細ページのデータベース・ホームの一覧にデータベースの数が0のデータベース・ホームが追加されます。

  3. リソースの一覧からデータベースをクリックし、パッチを適用するデータベース名をクリックします。

  4. データベース詳細ページの他のアクションボタンをクリックし、別のホームに移動をクリックします。

  5. データベースを移動するホームを選択をクリックし、アップグレードしたいデータベースのバージョンのデータベース・ホームを選択します。

  6. ターゲット・データベース・ホームが選択されていることを確認し、データベースの移動ボタンをクリックします。

  7. データベースの移動ボタンをクリックします。移動操作(パッチ適用)はノード間でローリング方式で行われます。

  8. パッチを適用するデータベースの状態が更新中に切り替わります。

    対象のデータベースが配置されていたデータベース・ホームと移動先のデータベース・ホームの状態も更新中に切り替わります。

  9. 移動(パッチ適用)が完了すると、データベース・ホームの状態が使用可能に切り替わり、移動されたデータベース・ホームのデータベースの数が1に変更されます。

    Out-of-place Patchingの6.で確認したパッチの一覧に適用したパッチが消えます。適用したパッチはdbaascliを使用してロールバック出来ます。

    opatchコマンドでも確認が可能です。仮想マシンへのアクセス方法は101:ExaDB-Dを使おう4.DBシステムへのアクセスをご参照ください。

    以下のようにoracleユーザにログインして、コマンドを実行します。

    実行コマンド:

     sudo su - oracle
     $ORACLE_HOME/OPatch/opatch lspatches
    

    実行例:

     [oracle@oradb-lxxkd1 ~]$ $ORACLE_HOME/OPatch/opatch lspatches
     34835593;REFERENCE BUG 34792490 - SCHEDULER LAYER CHANGES TO AVOID CYCLIC DEPENDENCY ON DBMS_AQADM_SYS PACKAGE
     34792490;FADBRWT STRESS FA ORA-00060  DEADLOCK DETECTED DURING DATAPATCH
     34699616;DSTV40 UPDATE - TZDATA2022E - NEED OJVM FIX
     34777391;JDK BUNDLE PATCH 19.0.0.0.230117
     34786990;OJVM RELEASE UPDATE: 19.18.0.0.230117 (34786990)
     34768559;OCW RELEASE UPDATE 19.18.0.0.0 (34768559)
     34765931;DATABASE RELEASE UPDATE : 19.18.0.0.230117 (REL-JAN230131) (34765931)
    
     OPatch succeeded.
    

In-place Patching

  1. OCIコンソール・メニューから Oracle DatabaseOracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure に移動します。

  2. 利用したいコンパートメントをList scopeコンパートメントから選択します。

  3. 利用したいリージョンを右上のリージョンの折りたたみメニューをクリックして、リージョンの一覧から選択します。

  4. 操作したいExadata VMクラスタの表示名をクリックします。

  5. Exadata VMクラスタの詳細ページの使用可能な更新の横にある更新の表示をクリックします。

  6. 適用可能なパッチの一覧が表示されます。(例では、19.21.0.0.0が適用可能)

    opatchコマンドでも確認が可能です。仮想マシンへのアクセス方法は101:ExaDB-Dを使おう4.DBシステムへのアクセスをご参照ください。

    以下のようにoracleユーザにログインして、コマンドを実行します。

    実行コマンド:

     sudo su - oracle
     $ORACLE_HOME/OPatch/opatch lspatches
    

    実行例:

  7. 適用したいパッチの右のアクション・ボタンをクリックして、事前チェックの実行をクリックします。

  8. 事前チェックの実行のボタンをクリックします。

  9. 実行したパッチの状態チェック中に切り替わります。

    成功すると、状態使用可能に切り替わります。

  10. 事前チェックで問題がなければ、アクション・ボタンをクリックして、適用をクリックします。

  11. パッチの適用ボタンをクリックします。

    Exadata VMクラスタの詳細ページに戻ると、状態が更新中となっています。使用可能に切り替わるまで待機します。パッチはDBサーバーへのローリングで適用されます。

    VMクラスタの状態が使用可能に切り替わり、パッチが成功すると、パッチの一覧から適用したパッチが消えます。適用したパッチはdbaascliを使用してロールバック出来ます。

    opatchコマンドでも確認が可能です。仮想マシンへのアクセス方法は101:ExaDB-Dを使おう4.DBシステムへのアクセスをご参照ください。

    以下のようにoracleユーザにログインして、コマンドを実行します。

    実行コマンド:

     sudo su - oracle
     $ORACLE_HOME/OPatch/opatch lspatches
    

    実行例:

    [oracle@vmem-6gl0h1 ~]$ $ORACLE_HOME/OPatch/opatch lspatches
     34346703;PL23.1 PORTSPECEFIC  NEW PLATFORM FOR CROSS TRANSPORTABLE PLATFORMS ADD IN KCPXPL_INIT
     34697081;NOT SHIPPING LIBAUTH_SDK_IAM.SO IN 23 SHIPHOME INSTALL
     35562836;DBUA IS PERFORMING VALIDATIONS ON ALL PDBS REGARDLESS THE TARGET PDBS PASSED IN -PDBS ARGUMENT
     35638318;JDK BUNDLE PATCH 19.0.0.0.231017
     35762404;OCW Interim patch for 35762404
     35763448;ENFORCE V2 CHECKS ONLY FOR CLIENT CLOUD MNEMONIC QUERIES
     35770294;CVE-2023-2976  GOOGLE GUAVA UPDATE TO AT LEAST 32.0.0
     35239280;DSTV42 UPDATE - TZDATA2023C - NEED OJVM FIX
     35648110;OJVM RELEASE UPDATE: 19.21.0.0.231017 (35648110)
     35643107;Database Release Update : 19.21.0.0.231017 (35643107)
    
     OPatch succeeded.
    


3. クラウド・ツール(dbaascli)のパッチ適用

ExaDB-Dのクラウド・ツールであるdbaascliユーティリティを使用して、ExaDB-D上の様々なデータベースの管理操作をコマンドラインベースで実行できます。クラウド・ツールは、新しいリリースが使用可能になり次第、最新バージョンへアップデート可能です。dbaascliは自動でアップデートされますが、ここでは手動でのdbaascliのパッチの適用方法を紹介します。

  1. ExaDB-Dにアクセスします。仮想マシンへのアクセス方法は101:ExaDB-Dを使おう4.DBシステムへのアクセスをご参照ください。

  2. 以下のようにrootユーザにログインします。

    実行コマンド:

     sudo -s
    

  3. 以下のようにクラウド・ツールのバージョンを確認します。

    実行コマンド:

     dbaascli patch tools list
    

    クラウド・ツールのバージョンが最新の場合は以下のようになります。この場合は、バージョンが最新のため、クラウド・ツール(dbaascli)のパッチ適用の作業は完了のため、4. OSのパッチ適用に進みます。

    実行例(最新バージョンの場合):

     [root@orcl1 ~]# dbaascli patch tools list
     DBAAS CLI version 22.1.1.0.1
     Executing command patch tools list
     Checking Current tools on all nodes
    
     orcl1: Patchid : 22.1.1.0.1_220223.0947
     No applicable tools patches are available
    
     orcl2: Patchid : 22.1.1.0.1_220223.0947
     No applicable tools patches are available
    
     All Nodes have the same tools version
    

    適用可能なパッチが存在する場合、以下のようになります。

    実行例(適用可能なパッチが存在する場合):

     [root@orcl1 ~]# dbaascli patch tools list;
     DBAAS CLI version 21.4.1.1.0
     Executing command patch tools list
     Checking Current tools on all nodes
    
     orcl1: Patchid : 21.4.1.1.0_220209.2354
    
     Available Patches
     Patchid : 22.1.1.0.1_220223.0947(LATEST)
    
     Install tools patch using
     dbaascli patch tools apply --patchid 22.1.1.0.1_220223.0947    or
     dbaascli patch tools apply --patchid LATEST
    
     orcl2: Patchid : 21.4.1.1.0_220209.2354
    
     Available Patches
     Patchid : 22.1.1.0.1_220223.0947(LATEST)
    
     Install tools patch using
     dbaascli patch tools apply --patchid 22.1.1.0.1_220223.0947    or
     dbaascli patch tools apply --patchid LATEST
    
     All Nodes have the same tools version
    
  4. 以下のようにクラウド・ツール(dbaascli)のパッチを適用する。(※ dbaascli 21.2.1.x.x から “dbaascli patch tools apply”は 非推奨となり、 “dbaascli admin updateStack”を使用します。)

    実行コマンド:

     dbaascli admin updateStack --version LATEST
    

    実行例(一部省略):

     [root@orcl1 ~]# dbaascli admin updateStack --version LATEST
     DBAAS CLI version 21.4.1.1.0
     Executing command admin updateStack --version LATEST
     INFO : Review log file => /var/opt/oracle/log/tooling/Update/Update_2022-03-03_09:06:37.96968338661.log
     ============ Starting RPM update operation ===========
     Loading PILOT...
     Session ID of the current execution is: 65
     Log file location: /var/opt/oracle/log/tooling/Update/pilot_2022-03-03_09-06-39-AM
     -----------------
     Running Plugin_initialization job
     Completed Plugin_initialization job
     -----------------
     Running Default_value_initialization job
     Completed Default_value_initialization job
     -----------------
     Running Rpm_version_validation job
     Completed Rpm_version_validation job
     -----------------
     Running Rpm_source_validation job
     Completed Rpm_source_validation job
     -----------------
     Running Disk_space_validate job
     Completed Disk_space_validate job
    
     *** 省略 ***
    
     Completed Setup_syslens job
     -----------------
     Running Update_creg_and_log_ownership job
     Completed Update_creg_and_log_ownership job
     -----------------
     Running Upgrade_ahf job
     Completed Upgrade_ahf job
    
  5. 3. クラウド・ツール(dbaascli)のパッチ適用の3.に戻り、クラウド・ツールのバージョンを確認します。

4. OSのパッチ適用

  1. OCIコンソール・メニューから Oracle Database → ** Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure** に移動します。

  2. 利用したいコンパートメントをList scopeコンパートメントから選択します。

  3. 利用したいリージョンを右上のリージョンの折りたたみメニューをクリックして、リージョンの一覧から選択します。

  4. 操作したいExadata VMクラスタの表示名をクリックします。

  5. Exadata VMクラスタの詳細ページの使用可能な更新の横にある更新の表示をクリックします。

  6. 適用可能なパッチの一覧が表示されます。

  7. 適用したいパッチの右のアクション・ボタンをクリックして、事前チェックの実行をクリックします。

  8. 事前チェックの実行のボタンをクリックします。

  9. 実行したパッチの状態チェック中に切り替わります。

    成功すると、状態使用可能に切り替わり、最後に成功した事前チェックに日付が更新されます。

  10. 事前チェックで問題がなければ、アクション・ボタンをクリックして、Exadata OSイメージ更新の適用をクリックします。

  11. Exadataイメージ更新の適用ボタンをクリックします。

    Exadata VMクラスタの詳細ページに戻ると、状態が更新中となっています。使用可能に切り替わるまで待機します。パッチはノード間でローリングで適用されます。

    VMクラスタの状態が使用可能に切り替わり、パッチが成功すると、パッチの一覧から適用したパッチが消えます。パッチ適用に失敗した場合はSRをあげてください。

    opatchコマンドでも確認が可能です。仮想マシンへのアクセス方法は101:ExaDB-Dを使おう4.DBシステムへのアクセスをご参照ください。

    以下のようにrootユーザにログインして、コマンドを実行します。

    実行コマンド:

     sudo su - 
     imagehistory
    

    実行例:

     [root@vmem-6gl0h1 ~]# imagehistory
     Version                              : 22.1.13.0.0.230818
     Image activation date                : 2023-10-20 00:40:00 +0900
     Imaging mode                         : fresh
     Imaging status                       : success
    
     Version                              : 22.1.16.0.0.231012
     Image activation date                : 2023-11-20 17:04:05 +0900
     Imaging mode                         : patch
     Imaging status                       : success
    
     Version                              : 23.1.7.0.0.231012
     Image activation date                : 2023-11-20 21:13:18 +0900
     Imaging mode                         : patch
     Imaging status                       : success
    


以上でこの章の作業は完了です。


参考資料


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