Oracle Cloud VMware Solution(OCVS)は、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上でVMwareの仮想化基盤を利用することができるクラウドサービスです。OCIネイティブサービス群と同様に顧客テナンシのVCN上のベアメタル・インスタンスに直接デプロイされるため、ESXi、vCenterなどVMware製品の使い勝手はそのままに、OCIが備える高性能なコンピュート、低遅延のネットワーク、耐久性のあるブロック・ボリュームなどを活用し、オンプレミスVMware環境の移行先やL2延伸によるリソース拡張先としてOCIを利用することができます。

このページは、Oracle Cloud VMware Solution (OCVS) 関連のチュートリアル、ガイド、ブログなどへのリンク集で、情報ソースとして下記サイトを利用しています。情報は各エントリの作成日時点のため、必ずしも最新情報ではない点についてご注意ください。ほとんどの記事やエントリには掲載日が記載されています。
一部のリンクは、Oracle、VMwareいずれの公式ページとも関係のない、外部のブログ記事などを含んでいる場合があります。外部リンク記事の掲載内容に関してOracle社、VMware社へのお問い合わせはご遠慮ください。

OCVSは、OCIの無償環境Oracle Cloud Free Tierでは利用することができませんが、VMware社のオンライン・ハンズオンラボを使うことで、このページのシナリオの一部を試すことができます。OCIの商用契約をお持ちの場合には、全てのシナリオを試すことができます。
もしOCVSの試用やPoC(Proof of Concept)などをご希望の場合は、日本オラクルの営業担当者(担当者が分からない場合はこちら)までお問い合わせください。

Oracle Cloud VMware Solution (OCVS) の理解

  • Oracle Cloud VMware Solution のご紹介
    リンク先は、Oracle Cloud VMware Solution(OCVS)サービスとその特徴について解説したブログエントリです。チュートリアルではありませんが、実際に手を動かす前にOCVSの概要を掴むのにちょうどいい読み物になっています。

ハンズオンラボ

  • VMware Hands-on Labs
    VMware社によるOracle Cloud VMware Solution(OCVS) のハンズオンラボのサイトです。OCVSをオンラインで触って確認することができるシナリオが用意されており、無料で利用することができます。OCVSをまずは触ってみたいという場合のスタート地点として最適です。
    利用にあたっては、VMware社のサイトへのユーザー登録が必要です。

SDDC(Software Defined Data Center)の作成

  • Dense I/Oシェイプを使用したマルチホストOracle Cloud VMware Solution SDDCの作成
    ESXiホストにDense I/Oシェイプを利用してSDDC(Software Defined Data Center)を作成します。Dense I/Oシェイプは、ホスト内にSSD内蔵ディスクを搭載しており、そのディスクを利用してvSANデータストアを構成します。この手順では、OCIコンソールのウィザードを使い、3ノード以上のvSphereクラスタで構成されるSDDCを作成します。

  • Standardシェイプを使用したマルチホストOracle Cloud VMware Solution SDDCの作成
    ESXiホストにStandardシェイプを利用してSDDC(Software Defined Data Center)を作成します。Standardシェイプは、ホスト内にはSSD内蔵ディスクを搭載していないため、ブロック・ボリュームをホストにアタッチし、それをVMFSデータストアとして構成します。手順では、OCIコンソールのウィザードを使い、3ノード以上のvSphereクラスタで構成されるSDDCを作成します。

SDDCへのアクセス

外部ネットワークとの接続

  • Solution Playbook : Oracle CloudおよびVMwareリソースへの接続について学ぶ
    Oracle Cloud VMware Solutionでは、VMwareリソースはOCI内の顧客テナンシのVCN上にデプロイされます。ユーザーは、通常のOCIのVCNにアクセスするのと同様な方法を使用してこれらのVMwareリソースにアクセスできます。このソリューション・プレイブックでは、OCVS SDDCへの接続に関する様々なアプローチ、それぞれの利点、それぞれの制限およびその開始方法をカバーしています。

  • Accessing the Internet from Oracle Cloud VMware Solution(英語) このブログ記事では、OCVS上に構築した仮想マシンからインターネットへのアクセスを構成する方法について解説しています。VCNにNATゲートウェイを追加し、Tier-0ゲートウェイのアップリンクに対してNATゲートウェイ経由でのインターネットへの経路を追加します。これによりインターネットへのアウトバウンドアクセスが可能になります。

  • Accessing Oracle Cloud VMware Solution from the Internet(英語) このブログ記事は、上記 Accessing the Internet from Oracle Cloud VMware Solution](https://blogs.vmware.com/cloud/2021/12/07/accessing-the-internet-from-oracle-cloud-vmware-solution/) とセットです。今度は逆に、インターネット側からのアクセスをOCVS上の仮想マシンにルーティングする方法について解説しています。

  • Learn How to Attach a Public IP to a Guest VM in Oracle Cloud VMware Solution(英語) こちらのブログ記事もインターネット側からのアクセスをOCVS上の仮想マシンにルーティングする方法について解説したものです。上記記事と合わせてご覧ください。

  • Designlet: Connectivity with Private FastConnect Peering on Oracle Cloud VMware Solution

ストレージの管理

  • Know your storage options and designs with Oracle Cloud VMware Solution(英語)
    このブログ記事では、Oracle Cloud VMware Solution (OCVS) で利用することができる様々なストレージサービスに関して、種類、利点、制限や使い方などについて整理しています。
    ※本ブログ記事はチュートリアルではありません

  • OCI Block VolumesをOracle Cloud VMware Solutionと統合
    OCVSからOCIブロック・ボリュームをVMFSデータストアとして利用するためのチュートリアルです。ブロック・ボリュームを作成、iSCSI で ESXi ホストにアタッチし、それをvSphereからVMFSデータストアとして利用できるように構成します。

  • Designlet: Create iSCSI VMFS Datastore using Oracle Cloud Block Storage Volume

  • OCI File Storage service is now VMware certified(英語)
    OCVS から OCI ファイル・ストレージ・サービス (FSS) を NFS データストアとして利用することに関するブログ記事です。チュートリアルではありませんが、コンセプトの説明からスクリーンショットを交えた構築方法まで解説しています。

  • Designlet: Create NFS Datastore using Oracle Cloud File Storage Service

  • Oracle Cloud VMware Solution – vSAN sizing & scaling(英語)
    OCVSでESXiホストにDense I/Oシェイプを用いる場合、ホスト内蔵のNVMe SSDディスクを使ってvSANデータストアが構成されます。このブログ記事では、vSANのサイジング方法や、ホスト数の増減に伴う容量の変動に関する考え方、サイジングに影響を与えるvSANのオプションとその選択の考慮点などについてわかりやすくまとめています。
    ※このブログ記事はOracle、VMwareいずれの公式ページでもありません

  • Oracle Cloud VMware SolutionとのVMware vSANファイル共有の構成
    OCVSでESXiホストにDense I/Oシェイプを用いる場合、ホスト内蔵のNVMe SSD ディスクを使ってvSANデータストアが初期状態で構成されており、仮想マシンなどの配置場所として利用することができます。このチュートリアルでは、この構成済みのvSANデータストア内に VMware vSAN File Serviceを構成し、OCVS SDDC上の仮想マシンにNFS、CIFSなどのファイル共有機能を提供する方法について解説しています。

ESXiホストの管理

  • Oracle Cloud VMwareソリューションへのESXiホストの追加   このチュートリアルは、Oracle Cloud VMware SolutionのクラスタにESXiホストを追加するためのステップバイステップ・ガイドです。ESXiホストの追加は、OCIコンソール上でベアメタル・サーバーを追加する作業と、vCenterおよびNSXマネージャのコンソール上で、vSphere、vSAN、NSXの各クラスタにESXiホストを追加する作業から成ります。このガイドではこの2つの作業について解説しています。
    ※本ガイドはvSphere 7.0u1および7.0u2で有効です。vSphere 7.0u3およびvSphere 8では一部作業に非互換な箇所があります。

  • Oracle Cloud VMwareソリューションからのESXiホストの削除
    このチュートリアルは、Oracle Cloud VMware SolutionのクラスタからにESXiホストを削除するためのステップバイステップ・ガイドです。ESXiホストの削除は、vCenterおよびNSXマネージャのコンソール上でvSphere、vSAN、NSXの各クラスタからESXiホストを削除する作業と、その後OCIコンソール上でベアメタル・サーバーをSDDCから削除する作業から成ります。このガイドではこの2つの作業について解説しています。
    ※本ガイドはvSphere 7.0u1および7.0u2で有効です。vSphere 7.0u3およびvSphere 8では一部作業に非互換な箇所があります。

SDDCの監視

  • OCI通知をOracle Cloud VMwareソリューションと統合
    OCIの通知(Notification)サービスを経由して、Oracle Cloud VMware Solutionから通知を送信するためのリファレンス・ソリューションです。このソリューションにより、インフラストラクチャの更新およびDevOps関連の通知を電子メールやSMSなどで受信できます。OCI通知サービスは可用性が高く、低レイテンシのパブリッシュおよびサブスクライブ・サービスで、電子メール、SlackおよびPagerDutyで通知を簡単に受信できます。OCI通知サービスでは、軽量データ処理のためのOracle Functionsのトリガーもサポートしています。OCI通知サービスを使用して、問題がOracle Cloud VMware Solutionで検出されるたびに通知を送信します。ESXiベアメタル・インスタンスの障害に対してトリガーされるアラームを作成することもできます。

OCIのサービスとの接続

高度なネットワークの構成

  • Oracle Cloud VMware SolutionアプリケーションのOCIロード・バランシングの構成
    このチュートリアルは、Oracle Cloud VMware Solution内でホストされているアプリケーションをロード・バランシングするために、Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Load Balancerをデプロイおよび構成するステップバイステップ・ガイドです。Load Balancerサービスを使用すると、1つのエントリ・ポイントから仮想クラウド・ネットワーク(VCN)からアクセス可能な複数のサーバーに自動的にトラフィックを分散できます。

  • Creating VLAN-Backed Port Groups in Oracle Cloud VMware Solution(英語)
    OCIの仮想ネットワーク(VCN)はVLANというレイヤー2ネットワーク機能を提供していますが、OCVSの初期状態ではこのVLANはvMotionなどSDDCの管理用途にのみ使用されており、仮想マシンを配置するワークロード・セグメントはVLANを使用しないNSX-Tオーバーレイ・ネットワークとして作成され、VCNとはTier-0ルーターを介してレイヤー3でルーティングされるように構成されています。
    一方ユーザーは、追加でVLANをアンダーレイとして利用するVLANバック・セグメントを構築することができます。VLANバック・セグメントを利用すると、そのセグメントとVCNのサブネットの間がTier-0ルーターを介さずVCNルーターで直接ルーティングされるようになるため、VCN内のネイティブ・サービス群(OCIコンピュート、Database Cloud Serviceなど)とより低遅延で接続できるようになります。このシナリオは、OCVS上でアプリケーションを稼働し、OCIのネイティブサービス上で稼働するデータベースと接続するような構成において特に利点があるほか、オンプレミスでVLANを利用している場合にクラウド移行をより容易にする効果もあります。   このブログ記事では、OCIのVLANとVLANバックのNSX-Tセグメントを追加で作成するステップについて解説しています。

  • A Detailed Guide to Deploy a DMZ on NSX-T for Oracle Cloud VMware Solution(英語)
    NSX-Tでは、Tier-1ルーターを使って複数のワークロード・セグメント間の通信(East-West通信)を、さらに上位のTier-0ルーターを経由してVCNやその先のネットワークとの外部通信(North-South通信)を行います。通常は単一のTier-0ルーターが外部との通信のゲートウェイとしての役割を担いますが、もし異なるセグメントに対する外部との通信を分離したい場合には、Tier-0およびTier-1ルーターのセットを追加で作成し、それぞれに別のルーティングを設定することで実現できます。
    この記事では、追加のTier-0、Tier-1ルーターを配置し、インターネットからの通信が一旦ルーティングされるDMZの役割を持つセグメントを作成し、アプリケーションが配置される内部向けのセグメントとは完全に分離する手法について解説しています。

  • Achieve multitenancy within Oracle Cloud VMware Solution using VRF gateways in NSX-T(英語) この記事は、上記の A Detailed Guide to Deploy a DMZ on NSX-T for Oracle Cloud VMware Solution とセットになる記事です。
    NSX-T 3.0で、Tier-0ゲートウェイにVRF機能が追加されました。この機能を使うことで、複数のセグメントへのルーティングを分離するマルチテナントが単一のTier-0ルーターで実現できるようになりました。この記事では、VRF機能を用いてDMZの役割を持つ、分離されたセグメントを追加する方法について解説しています。

  • VMware NSX-TオーバーレイでのOracle Cloud VMWare Solution SDDCワークロードのパブリックDNSの構成

  • Oracle Cloud VMware Solution – Networking Reference Architecture

VMware HCX (Hybrid Cloud Extention)

VMware Horizon

VMware Aria Operations (旧VMware vRealize)

Cloud Director

VMware Tanzu

Red Hat OpenShift

データ保護、DR

Rackware

Veeam

Commvault

Zerto

Actifio

アップグレード

セキュリティ

その他

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