この文書は Oracle Content Management (OCM) のファイル共有機能を利用する方法をステップ・バイ・ステップで紹介するチュートリアル集です。OCM の利用ユーザーとして、ファイル共有機能の基本操作を習得します
前提条件
- Oracle Content Management インスタンスを作成する
- OCM インスタンスは Premium Edition で作成されていること
- OCM の利用ユーザーに OCM インスタンスの CECStandardUser もしくは CECEnterpriseUser アプリケーション・ロールが付与されていること
チュートリアル:Oracle Content Management のファイル共有機能を使ってみよう【初級編】
-
OCM インスタンスにサインインする
まずは、OCM インスタンスにサインインします。サインイン後は、自分が利用しやすいようにプリファレンスやプロファイルを設定します -
フォルダの作成
フォルダを作成し、ファイルを簡単に分類します。とても簡単にフォルダを作成できますので、まずは気軽に始めてみましょう -
ファイルの登録
ファイルはドラッグ&ドロップ操作で簡単にアップロードできます。また、OCM ではファイルをバージョン管理します。新規バージョンのファイルをアップロード方法や古いバージョンのファイルを表示・取得する方法を習得します -
圧縮ファイルによる複数ファイルの一括登録
圧縮ファイルをアップロードし、OCM内で解凍することで、フォルダ階層やファイルを簡単に作成したり、一度に複数ファイルの新規リビジョンをまとめて登録できます。ここでは、圧縮ファイルを利用した複数のフォルダやファイルを更新する方法を紹介します -
ファイルのプレビュー
OCM 上にアップロードされたファイルは、ファイルをダウンロードすることなく、ブラウザ内でファイルの内容を確認(プレビュー)できます。ここでは、ファイルのプレビュー操作を習得します -
ファイルの削除と復元
OCM のドキュメント機能でファイル(およびフォルダ)を削除すると、それらはごみ箱に移動されます。また、ごみ箱内のファイル(フォルダ)は、ユーザー自身で手動による削除(完全に削除)、もしくは元のフォルダへの復元、ができます。ここでは、ファイルやフォルダの削除時の操作について習得します -
ファイルの編集
OCM のデスクトップ・アプリケーションがクライアント環境にインストールされている場合、ローカル環境の Office アプリケーションと連携したファイルの編集および OCM インスタンス上への自動保存ができます。ここでは、その操作方法を確認します -
ファイルの検索
必要なファイルを簡単に探せることは、非常に重要です。OCM では、検索ボックスよりファイル、フォルダ、会話、メッセージ、ハッシュタグ、ユーザー、グループを横断的に検索することができます。ここでは、OCM の検索機能の利用方法について習得します -
フォルダ・ファイルの共有 Update!
業務を効率的に進めるためには、ファイルの共有が必要不可欠です。OCMはファイルやフォルダは他のユーザーと簡単に共有できます。共有時には、ファイルやフォルダにアクセスするユーザーと実行可能な操作権限(アクセス権限)を簡単に制御できます。ここでは、メンバー追加による共有方法とその使い方について習得します -
パブリック・リンク Update!
業務を効率的に進めるためには、ファイルの共有が必要不可欠です。パブリック・リンクとはフォルダのアクセス権限の有無に関係なく、フォルダやファイルへのアクセスを許可するリンクのことで、主に社外のユーザーとのファイル共有で利用します。ここでは、パブリック・リンクの使い方について習得します -
外部ユーザー New!
外部ユーザー(External User)とは組織外のユーザーのことで、OCMユーザーから招待された(アクセス権限が付与された)フォルダ配下でのみコラボレーションができます。ここでは、外部ユーザーをフォルダに招待する方法とその注意点について紹介します -
会話
OCM 上のファイルにコメントを投稿したり、特定の話題についてディスカッションしたり、他のユーザーとリアルタイムでメッセージをやりとりする会話機能を紹介します。会話を上手く活用することで、業務を効率的に進めることができます。ここでは、会話機能の使い方について習得します -
グループ
複数のユーザーをグループとしてまとめることで、フォルダへのメンバー追加などがとても簡単にできるようになります。また、ユーザーの追加や削除に伴うメンテナンス作業を効率化できます。ここでは、グループの作成方法とその使い方について習得します -
サブスクライブ New!
フォルダをサブスクライブすると、フォルダ内に何らかの更新が発生した場合に、指定したチャネルで通知を受けることができます。ここでは、フォルダのサブスクライブの方法について紹介します -
デスクトップ・アプリケーション
デスクトップ・アプリケーションは、クラウド上の OCM とローカル環境のファイルやフォルダを同期します。ローカルにファイルやフォルダを同期することで、ネットワークの接続状態に関係なく、業務に必要なファイルを利用できます。ここでは、デスクトップ・アプリケーションのインストールやセットアップの方法、ローカル→クラウド、クラウド→ローカルにファイルやフォルダを同期する方法について習得します -
モバイル・アプリケーション
モバイル・アプリケーションを利用し、クラウド上のファイルやフォルダ、会話にいつでもどこからでも簡単にアクセスできます。Android および iOS(iPhone/iPad) のモバイルアプリケーションには、Web ブラウザとほぼ同じ機能を利用できます。ここでは、モバイル・アプリケーションのインストールやセットアップの方法、基本的なフォルダ・ファイル操作について習得します
以上でこのチュートリアルは終了です。