モバイル・バックエンドの作成

ここでは、モバイル・バックエンドを作成します。 また、OMH のサービス・コンソールが提供しているモバイル・バックエンドの構成のための機能について一通り説明します。

Step-1 OMH のサービス・コンソールにログインします。 「ホーム」 ページが表示されたら、画面左上にあるハンバーガー・アイコンをクリックします。


図:画面左上のハンバーガー・アイコンをクリック

Step-2 画面の左側にメニュー・パネルが表示されます。 「アプリケーション」 をクリックして、「アプリケーション」 ページを開きます。


図:画面左のメニューから「アプリケーション」をクリック

メニューの右横にあるハンバーガー・アイコンをクリックすると、メニューを閉じることができます。

Step-3 「アプリケーション」ページにある「モバイル・バックエンド」をクリックします。


図:「アプリケーション」ページで「モバイル・バックエンド」をクリック

Step-4 「モバイル・バックエンド」ページが表示されます。 「新規モバイル・バックエンド」ボタンをクリックします。


図:【モバイル・バックエンドがまだ一つも作成されていない場合】「モバイル・バックエンド」ページ


図:【モバイル・バックエンドがすでに作成されている場合】「モバイル・バックエンド」ページ

Step-5 「新規モバイル・バックエンド」ダイアログ・ボックスがポップアップします。 下記の表のようにモバイル・バックエンドの名前と説明を入力して「作成」ボタンをクリックします。

表:「新規モバイル・バックエンド」ダイアログ・ボックスに入力する値

入力項目 説明
名前 FIF_Technician_xx
xx は OMH のインスタンス内で一意となる文字列)
説明 (モバイル・バックエンドを説明する任意の文字列)


図:「新規モバイル・バックエンド」ダイアログ・ボックス

Step-6 モバイル・バックエンドが作成されると、作成されたモバイル・バックエンドの「設定」ページが表示されます。 このページではモバイル・アプリケーションで用いる認証方式など、OMH 上のリソースにアクセスするために必要な情報の設定および確認が可能です。


図:モバイル・バックエンドの「設定」ページ

Step-7 モバイル・バックエンドの「診断」ページでは、モバイル・バックエンドに関連付けられたモバイル・アプリからのリクエスト状況の確認やログを参照できます。


図:モバイル・バックエンドの「診断」ページ

Step-8 モバイル・バックエンドの「クライアント」ページでは、モバイル・バックエンドを介して OMH 上のリソースにアクセスするモバイル・アプリを登録できます。


図:モバイル・バックエンドの「クライアント」ページ

モバイル・アプリに対してプッシュ通知を送信する場合は、プラットフォームごとに必要な証明書などの情報を登録します。 プッシュ通知を送信しない場合は、モバイル・アプリの登録は必須ではありません。 登録することによってアプリを識別するためのキーが発行されるので、アプリごとにアクセス状況を監視または分析できます。

Step-9 モバイル・バックエンドの「Security」ページでは、Role-based Accessを可能にし、ユーザー・ロールを指定することで、バックエンド(さらに、それが表すリソース)にセキュリティの追加レイヤーを提供します。


図:モバイル・バックエンドの「Security」ページ

Step-10 モバイル・バックエンドの「API」ページでは、モバイル・アプリに対して公開するカスタムAPIを選択します。 詳細は『モバイル・バックエンドとカスタムAPIの関連づけ』で説明します。


図:モバイル・バックエンドの「API」ページ

Step-11 モバイル・バックエンドの「ストレージ」ページは、OMH のプラットフォームAPIの1つ、Storage API を使用してアプリケーション・データをサーバー・サイドに永続化するための構成情報を選択できます。


図:モバイル・バックエンドの「ストレージ」ページ

Step-12 モバイル・バックエンドの「通知」ページを使用すると、「クライアント」ページで登録したモバイル・アプリに対してプッシュ通知を送信することができます。 モバイル・アプリに対してプッシュ通知を送信する場合は、iOS や Android、Windows でそれぞれ手続きが異なります。 OMH を使用する場合は、ユーザーがどのプラットフォームを使用しているかを意識する必要がありません。 「クライアント」ページにモバイル・アプリを適切に登録されていれば、一度に複数のプラットフォームの端末に対してプッシュ通知を送信できます。


図:モバイル・バックエンドの「通知」ページ

Step-13 モバイル・バックエンドの「アプリケーション・ポリシー」ページでは、モバイル・アプリが共通で使用するカスタム・プロパティを定義し、値を制御することができます。 アプリケーション・ポリシーの値は、プラットフォーム API によって簡単にアクセスし取得することができます。


図:モバイル・バックエンドの「アプリケーション・ポリシー」ページ

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