このチュートリアルは Oracle Content and Experience (OCE) のサイト作成機能を利用し、多言語サイトを作成・公開する方法をステップ・バイ・ステップで紹介するチュートリアルです。また、サイト上で公開するコンテンツは、アセット・リポジトリで管理されるコンテンツ・アイテム(多言語)を利用します

この文書は、2021年4月時点での最新バージョン(21.2.1)を元に作成されてます

前提条件

なお、以下のチュートリアルを実施済みで、OCEのサイト作成と公開、アセットの作成と公開、それぞれの手順について習得済みであることが望ましい


0. 説明

0.1 このチュートリアルで実施すること

このチュートリアルでは、OCE のサイト機能を利用し、多言語(マルチリンガル)サイトを作成・公開します。また、Web サイト上で公開するコンテンツは、以前のチュートリアルで作成したリポジトリ (Sample Content Repository) とコンテンツ・タイプ (sampleNewsType) を利用します。

作成するWebサイトは以下の通りです

  • サイト名: sampleSite
  • 対応言語: 日本語(ja)と英語(en)のマルチリンガル。マスターは 日本語
  • サイトデザイン: OCEの事前定義済テンプレート(StarterTemplate)を利用

このチュートリアルでの作成イメージを以下に示します

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0.2 チュートリアルの流れ

このチュートリアルは以下の流れになります

  1. サイト作成の準備
  2. サイトの作成と編集(日本語)
  3. サイトの翻訳(日本語→英語)
  4. サイトの公開
  5. サイト上で利用するアセットの作成と公開
  6. アセットをサイト上に配置


1. サイト作成の準備

1.1 ローカリゼーション・ポリシーの作成

ローカリゼーション・ポリシーは、

  • 多言語サイトで利用する言語ルール
  • リポジトリ内のコンテンツ・アイテムに適用される翻訳ルール

の2つの目的のために利用します。

ここでは、日本語(ja)と英語(en)が必須。マスターは日本語(ja)、というローカリゼーションポリシーを作成します。

  1. OCE インスタンスにアクセスし、左ナビゲーションのADMINISTRATION の 「コンテンツ」 をクリックします

  2. 「コンテンツ」の右隣のメニューから 「ローカリゼーション・ポリシー」 を選択し、「作成」 をクリックします

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  3. ローカリゼーションポリシー作成します。ここでは以下の通りに入力し、「保存」 をクリックします

    • プロパティ
      • 名前: sampleSite Localization Policy
      • 説明: (任意)
    • 言語
      • 必須: 日本語(ja) 英語(en)
      • デフォルト: 日本語(ja)
      • オプション: (未選択)

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  4. sampleSite Localization Policy が作成されます


2. サイトの作成

2.1 サイトの作成

サイトメニューより、エンタープライズサイトを作成します。この時に、前の手順で作成したローカリゼーションポリシーを指定することで、多言語サイトを作成します

  1. 左ナビゲーションの 「サイト」 をクリックし、右上の 「作成」 をクリックします

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  2. テンプレートを選択します。ここでは StarterTemplate を選択し、「次」 をクリックします

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  3. サイトの構成を選択します。以下の通りに選択し、「次」 をクリックします

    • タイプ: エンタープライズ
    • アセット・リポジトリ: Sample Content Repository
    • ローカリゼーション・ポリシー: sampleSite Localization Policy
    • デフォルト言語: 日本語(ja) (※自動設定されます。変更不可)

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  4. サイトの詳細を追加します。以下の通りに入力し、「終了」 をクリックします

    • 名前: sampleSite
    • 簡易URL値の接頭辞: samplesite (※自動設定されます。変更不可)
    • 説明: (任意)

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  5. sampleSite が作成されます

2.2 作成された公開チャネルの確認

エンタープライズサイトを作成すると、同じ名前の公開チャネルが自動的に作成されます。ここでは、作成された公開チャネルを確認します

  1. 左ナビゲーションのADMINISTRATION の 「コンテンツ」→「チャネルのパブリッシュ」→「sampleSite」 を選択し、「編集」をクリックします

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  2. 「公開チャネルのポリシー」が下記の通りであることを確認します。また、サイト作成時に指定したローカライゼーション・ポリシーが設定されていることを確認します

    • アクセス: パブリック
    • 公開中: すべて公開できます
    • ローカリゼーション: sampleSite Localization Policy

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  3. 「取消」 をクリックします


3. サイトの編集・翻訳

作成したサイト sampleSite を編集します。まずは日本語サイトのページを編集します。その後、翻訳ジョブを利用して英語サイトを作成します。

3.1 日本語サイトの編集

  1. 左ナビゲーションの 「サイト」 をクリックします

  2. sampleSite を選択し、「開く」 をクリックします

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  3. サイトの編集画面(Site Builder)が表示されます。「ベース・サイト▼」 をクリックし、「新規更新の作成」 を選択します

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  4. 「新規更新の名前の指定」に update と入力し、「OK」 をクリックします

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  5. 「update」に切り替わっていることを確認します。表示側にあるスイッチをクリックし、「編集」 モードに切り替えます

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  6. 左サイドバーの 「ページ」 をクリックします。

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  7. 今回のチュートリアルで利用しないページ(Developing TemplatesとPrivate Policy)を削除します

    1. Developing Template をクリックします

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    2. 「ゴミ箱」 アイコンをクリックします。続けて 「OK」 をクリックします

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    3. 同じ手順で、Private Policy ページも削除します

    4. 最終的なページ階層は、Home のみとなります

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  8. Home のページ構成を編集します

    1. Home をクリックします。続けて 「ページ構成」 アイコンをクリックします

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    2. 「ページURL」の 「オーバーライド」 を選択します。続けて、「ページ名」を「Home」からカタカナの 「ホーム」 に変更します

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    3. 「閉じる」 をクリックします

  9. 右上の 「保存」 をクリックし、更新内容を保存します

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    [Memo]
    サイトの編集作業中は、定期的に更新内容を「保存」することを推奨します

  10. ホームページを編集します。ホームページには「タイトル」と「段落」のコンポーネントが配置されており、それぞれ英語のダミーテキストが入力されています

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  11. ホームページの 「タイトル」「段落」 のテキストをそれぞれ日本語で編集します。ここでは以下の通りに編集します

    • タイトル: ようこそ
    • 段落: ここはサンプルサイトのホームページです

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  12. スイッチを編集→ 表示 に切り替え、「保存」 をクリックします

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  13. 「ja (デフォルト) ▼」をクリックし、「en」 に切り替えます

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  14. 英語サイトに切り替わります。以下を確認します

    • ナビゲーション上の「ホーム」は日本語のまま
    • ページに配置した「タイトル」「段落」の文字は日本語のまま

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    [Memo]
    ページ内に配置されたコンポーネントのテキスト(=サイト・コンテンツ)およびページ名の翻訳は 「翻訳ジョブ」 を利用します。次の手順でこれらの翻訳しします

  15. 更新内容を適用します。「コミット」 をクリックします。確認のダイアログが表示されるので 「コミット」 をクリックします

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    [Memo]
    コミット操作により、更新内容がベース・サイトに反映され、更新(ここでは update)は削除されます

3.2 サイトの翻訳(日本語→英語)

「翻訳ジョブ」を利用し、ページ内に配置した「タイトル」や「段落」のテキスト情報、およびページ名を日本語から英語に翻訳します。

  1. sampleSite を選択し、「翻訳」 をクリックします

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  2. 翻訳ジョブを作成します。ここでは、以下の通りに入力し、最後に 「作成」 をクリックします

    • 名前: sampleSite_job
    • ソース言語: 日本語 (ja) (※自動選択されます。変更不可)
    • ターゲット言語: 英語 (en)
    • 翻訳ジョブ・コンテンツ: サイト・コンテンツのみ
    • 翻訳プロジェクト: 翻訳パッケージのエクスポート

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  3. 「翻訳ジョブ」 をクリックします

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  4. sampleSite_job をクリックします

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  5. ステータスが「準備完了」であることを確認し、「ダウンロード」 をクリックします

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  6. ステータスが「進行中」に遷移し、翻訳パッケージsampleSite_job.zipがローカル環境にダウンロードされます

  7. ダウンロードされたsampleSite_job.zipを任意のフォルダに移動し、展開します。展開すると、以下のような構成になります

     site                    # サイト全体もしくはサイトコンテンツの翻訳を保管するフォルダ
         root                # ソース言語(ここでは日本語)のサイト情報およびサイトコンテンツが含まれます
             <page_ID>.json  # 各ページのサイト・コンテンツの内容
             siteinfo.json   # サイトのプロパティ
             structure.json  # サイトのページ構造(ナビゲーション)を記述
         job.json            # 翻訳ジョブの内容が記述。このファイルは編集しません
    

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  8. 今回は、structure.jsonの「ホーム」のページ名、および 「ホーム」ページ内の「タイトル」「段落」 を翻訳します

  9. root フォルダと同列に、翻訳対象のロケールと同じ名前のフォルダ(今回は en フォルダ)を作成します

  10. enフォルダに、rootフォルダ内の.jsonファイルをすべてコピー します

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  11. enフォルダの structure.json をテキストエディタ等で開きます

    1. “name”の”ホーム”を英語に翻訳します。ここでは “HOME” と書き換えます。

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      [Memo]
      翻訳したホーム(HOME) の id が 10 とあります。これより、10.json が「ホーム」ページの定義ファイルであることが確認できます

    2. 保存します

  12. en フォルダの 10.json をテキストエディタ等で開きます

    1. scs-titleの “ようこそ” を “Welcome” に翻訳します。

    2. scs-paragraphの “これはサンプルサイトのホームページです” を “This is sampleSite Home Page” に翻訳します。

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    3. 保存します

  13. root フォルダ、en フォルダ、job.json を含む siteフォルダを圧縮 します。圧縮ファイルの名前は自由ですが、ここでは sampleSite_job_translated.zip とします

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  14. OCE の 「サイト」→「翻訳ジョブ」 を開きます。「インポート」 をクリックします

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    1. ドキュメントのフォルダが表示されます。任意のフォルダを開き、先ほど作成した sampleSite_job_translated.zip をアップロードします

    2. アップロードした sampleSite_job001_translated.zip を選択し、「OK」 をクリックします

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    3. インポートファイルの検証が実行されます。正常終了することを確認し、「翻訳ジョブ内のすべてのページを表示します」 をクリックしすると、ジョブの内容を確認できます

    4. 「インポート」 をクリックします

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    5. 「正常にインポートされました」を確認します。翻訳ジョブのステータスが 「翻訳済」 に遷移します

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  15. sampleSite をサイト編集画面で開きます。

  16. 「ja (デフォルト)」から 「en」 に切り替えます。ナビゲーションとページ内のテキストが、正しく翻訳されていることを確認します

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  17. サイト編集画面を閉じます


4. サイトの公開と確認

4.1 サイトの公開

サイトを公開します。オンライン状態のサイトを「公開」すると、ベース・サイトの内容がサイトにアクセス可能なユーザーすべてに表示されます

  1. sampleSite を選択し、「公開」 をクリックします

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  2. 「サイトと、サイトのページに追加されているすべてのアセットの公開」 を選択し、「OK」 をクリックします

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    [Memo]
    「サイトと、サイトの公開チャネルのターゲット対象になっているすべてのアセットを公開」を選択すると、サイトの公開チャネル(ここでは sampleSite)が設定されているすべてのアセット(含むサイトのページ上で利用されていないアセット)も、公開されます

  3. サイトの公開検証が行われます。検証チェックに合格したことを確認し、「公開」 をクリックします

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  4. しばらくすると、サイトのステータスが 「公開」 に遷移します

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4.2 サイトをオンラインにする

サイトを「オンライン」にします。サイトをオンラインにすると、完全にレンダリングされたHTMLバージョンのサイトが作成され、Oracle Cloud のホスティング環境にコピーされます。オンライン・サイトのURLは、サイトのプロパティより確認できます。デフォルトのURLの形式は次のとおりです。

https://<OCE instance>-<Cloud accont>.ocecdn.oraclecloud.com/site/<Site name>

  1. sampleSite を選択し、「オンラインにする」 をクリックします

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  2. 「確認して続行」 にチェックを入れ、「オンラインにする」 をクリックします

  3. サイトがオンライン状態に遷移します

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4.3 確認

公開されたオンライン状態の多言語サイトを確認します。

  1. sampleSite001 を選択し、「表示」 を開きます

  2. 日本語サイトが表示されます。

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  3. URL の /sampleSite の後ろに “/en/” を入れます。英語サイトが表示されます

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5. サイト上で利用するアセットの作成と公開

5.1 説明

前の手順で作成した多言語サイト(sampleSite)で利用するアセットを作成します。ここでは、以前のチュートリアルで登録したしたデジタルアセット(ここではコーヒーカップの画像)を利用したコンテンツ・アイテムを作成します。

コンテンツ・アイテムは、複数の言語に翻訳(ローカリゼーション)できます。翻訳できるのはコンテンツ・アイテムのみで、画像や動画などのデジタル・アセットは翻訳できません。

コンテンツ・アイテムの翻訳方法は2パターンです

  • OCEのアセットUIを利用し、1件ずつ翻訳版のコンテンツ・アイテムを作成する。マスター言語と翻訳言語を比較・確認ながら、翻訳作業を進めることができます

  • 翻訳ジョブにより複数のコンテンツ・アイテムをまとめて翻訳する。前の手順でサイト・コンテンツの翻訳で利用した仕組みと同じです

翻訳(ローカリゼーション)に関する注意事項

  • コンテンツ・アイテムで作成可能な言語は、リポジトリに関連付けられた 公開チャネルのローカリゼーション・ポリシー および リポジトリに選択された追加の言語 により決定されます。

  • コンテンツ・アイテムは 翻訳不能 に設定できます。翻訳不能と設定されたコンテンツ・アイテムは、翻訳版のコンテンツ・アイテムを作成できません。

  • 作成済コンテンツ・アイテムを「翻訳不能」に設定すると、すべての翻訳済のコンテンツ・アイテムが削除 され、マスター言語のみとなります

  • 翻訳済のコンテンツ・アイテムは、元のマスター言語とは別のコンテンツ・アイテムとして存在します。そのため、マスター言語のコンテンツ・アイテムに影響を与えずに、翻訳済コンテンツ・アイテムの編集や削除を行うことができます。

5.2 コンテンツ・アイテム(日本語)の作成

日本語のコンテンツ・アイテムを作成します。

  1. 左ナビゲーションの 「アセット」 をクリックします。

  2. リポジトリで Sample Content Repository が選択し、右上の 「作成」→「新規コンテンツ・アイテムを作成します」 をクリックします

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  3. コンテンツ・タイプで sampleNewsType を選択し、「OK」 をクリックします

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  4. 「コンテンツ・アイテム・プロパティ」「チャネル」 に以下の通り入力します
    • コンテンツ・アイテム・プロパティ
      • 名前: sample news content 003
      • 説明: (任意)
      • 言語: 日本語 (ja)
      • 翻訳不能:  チェックしない
    • チャネル
      • ターゲット対象チャネル: sampleSite を追加

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  5. 続けて「コンテンツ・アイテム・データ・フィールド」に入力します。ここでは下記の通りに入力します
    • コンテンツ・アイテム・データフィールド
      • タイトル: 003ニュースのタイトル
      • メイン画像: 以前に登録したデジタルアセット(ここではコーヒーカップの画像)を選択
      • ニュース本文: 003ニュースの本文です

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  6. 「保存」 をクリックします

5.3 コンテンツ・アイテム(英語翻訳版)の作成

前の手順で作成した日本語のコンテンツ・アイテムを利用し、翻訳版の英語コンテンツを作成します。ここでは、OCEのアセットUIを利用して翻訳作業を実施します

  1. sample news content 003 を選択し、「言語」 をクリックします。

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  2. 「既存の言語の表示▼」 をクリックし、sampleSite を選択します。

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  3. 英語(en) のコンテンツ・アイテムが 「必須」 であることを確認し、「+」 をクリックします。

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  4. 「言語の追加」パネルが表示されます。 「コンテンツ・アイテム・プロパティ」 に以下を入力します。

    • 名前: sample news content 003 English
    • 説明:(任意)
    • 言語: 英語 (en)
  5. 右上の 「比較」 をクリックします。

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  6. 「比較対象」の項目で 「日本語 (ja)」 を選択し、「すべてコピー」 をクリックします。

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  7. コンテンツ・アイテム・データ・フィールドのすべての入力フィールドに、日本語版のコンテンツ・アイテムの入力内容がすべてコピーされます。

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  8. 「タイトル」の入力内容を翻訳します。ここでは 「003 News Title」 とします。

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    [Memo]
    入力フォーム下の比較の右隣の 「表示」 をクリックすると、日本語(ja)の入力内容が表示されます。「コピー」 をクリックすると、日本語(ja)の入力内容が入力フォームにコピーされます

  9. 同じ要領で 「ニュース本文」 を翻訳します。ここでは 「This is the body of 003 news.」 とします。なお、「メイン画像」は変更せず、日本語と同じものを利用します。

  10. 「保存」 をクリックします

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  11. 作成した sample news content 003 English を選択し、「翻訳済として設定」 をクリックします。ダイアログが表示されるので 「はい」 をクリックします・

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  12. 「閉じる」 をクリックします

  13. 作成した sample news content 003 English「ja マスター▼」 をクリックします。マスターの日本語(ja)と英語(en)が管理されていることが確認できます。また、日本語(ja)が「ドラフト」、英語(en)が「翻訳済」であることが確認できます

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5.4 コンテンツ・アイテムの公開

作成されたコンテンツ・アイテム(日本語&英語)を、Web サイトの公開チャネル(sampleSite) に公開します

  1. sample news content 003 を選択し、「今すぐ公開」をクリックします

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    [Memo]
    OCEのバージョン21.2.1 より、アセットの公開は「即時公開」と「スケジュール公開」の2つが選択できるようになりました。ここでは即時公開の「今すぐ公開」を選択します。スケジュール公開の場合は「後で公開」を選択し、公開日時を設定します。スケジュール公開の詳細は、以下のドキュメントをご確認ください

  2. 検証結果を確認します。ターゲットの対象チャネルが sampleSite であること、合計問題数が0(ゼロ)件であること、をそれぞれ確認し、「公開」 をクリックします

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  3. 日本語(ja)も英語(en)も、ステータスが 「公開済」 であることを確認します

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6 アセットをサイト上に配置

6.1 サイトの編集と公開

多言語サイトsampleSiteを編集し、前の手順で作成・公開したコンテンツ・アイテムsample news content 003を表示するようにします。

  1. sampleSite をサイト編集画面で開きます

  2. 「ベース・サイト▼」 をクリックし、「新規更新の作成」 を選択し、新規更新を指定します(ここでは update を指定)

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  3. 「update」に切り替わっていることを確認します。表示側にあるスイッチをクリックし、「編集」 モードに切り替えます

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  4. ホームページの「段落」コンポーネントの下に、作成した sample news content 003 を配置します。左メニューの 「アセット」 をクリックします

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  5. アセットの 「>」 をクリックし、アセット選択メニューを拡げます

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  6. 検索ボックスの 「コンテンツ・アイテム」以外の選択 を外します。アセット選択メニューにコンテンツアイテムのみが表示されます

  7. 「<」 をクリックし、拡げたアセット選択メニューを元に戻します

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  8. sample news content 003 を、段落コンポーネントの下にドラッグ&ドロップで配置します

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  9. sample news content 003 の日本語(ja)が正しく表示されることを確認します。編集側にあるスイッチをクリックし、「表示」 モードに切り替えます

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  10. 「ja (デフォルト)」から 「en」 に切り替えます。sample news content 003 の英語(en)翻訳版が正しく表示されることを確認します

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  11. サイトの編集内容を 「保存」 します。続けて、「コミット」 をクリックし、更新内容をベースサイトに反映させます

6.2 サイトの再公開

コミットしたベースサイトの内容を再公開します。すでにオンライン状態のサイトに「再公開」を実施すると、ベースサイトの内容がオンラインサイトに即時反映されます。サイト訪問者は再公開されたサイトを表示・閲覧できます。

  1. sampleSite「再公開」 をクリックします。更新内容が、オンラインサイトに反映されます

  2. オンラインサイトを確認します。日本語サイトの場合は、日本語のコンテンツアイテムが、英語サイトの場合は、英語のコンテンツアイテムが、それぞれ表示されることを確認します

    • 日本語(ja)サイト

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    • 英語(en)サイト

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以上でこのチュートリアルは終了です。

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