目次に戻る: Oracle Content Management のファイル共有機能を使ってみよう【初級編】

OCM の会話とは、コメントを投稿したり、特定の話題についてディスカッションしたり、他のユーザーとリアルタイムでメッセージをやりとりする機能です。会話は Webブラウザだけでなく、デスクトップやモバイルからも利用できるため、デバイスや場所を問わず、迅速なコラボレーションが可能です

会話でやりとりされるコメントは、未読・既読の設定、コメントへの返信、ハッシュタグ(#)やLIKE(いいね)の設定ができます。また、コメントに対してフラグを設定することで他のユーザーの注意を喚起することができます

OCM の会話は、2パターンあります

  1. 特定のフォルダ・ファイルに紐付く会話

  2. 単独利用の会話(特定のファイル・フォルダに紐付かない会話)

【お知らせ】
この文書は、2021年11月時点での最新バージョン(21.11.1)を元に作成されてます。
チュートリアル内の画面ショットについては、現在のコンソール画面と異なっている場合があります。

前提条件


1. ファイル・フォルダに紐づく会話

1.1 ファイルに紐付く会話を作成する

  1. ファイルをプレビューします

  2. 右上のサイドバーの 表示アイコン をクリックします

    画像

  3. 「会話」 を選択します。右ペインに会話パネルが開きます

    画像

  4. “会話へメッセージを投稿します” をクリックし、コメントを入力します。投稿ボタン をクリックします

    画像

  5. メッセージが投稿されると同時に、会話が作成されます

    画像

  6. ファイルの一覧表示画面に戻ります。会話が紐づけられたファイルは、会話アイコン が表示されます

    画像

  7. 会話アイコン をクリックすると、ファイルのプレビューとそのファイルに紐付く会話が表示されます

    画像

1.2 投稿されたコメントに返信する

  1. ファイルをプレビューし、会話パネルを開きます

  2. 投稿済みのコメントの 返信アイコン をクリックし、返信コメントを入力します。「投稿」 をクリックします

    画像

  3. コメントへの返信が投稿されます

    画像

1.3 投稿したコメントにフラグを設定する

  1. ファイルをプレビューし、会話パネルを開きます

  2. 投稿済みのコメントの フラグアイコン をクリックします

  3. フラグ設定するユーザーのフラグ優先度を選択します。ここでは、「参考情報」 を選択します

    画像

  4. コメントにフラグが設定されます

    画像

  5. フラグを設定したユーザーに対して、フラグ設定の通知が行われます。Web ブラウザの場合、右上のフラグアイコン に通知数が表示されます。

  6. 画面右上の フラグアイコン をクリックします

    画像

  7. フラグ設定されたメッセージの一覧が表示されます

    画像

  8. 通知されたメッセージをクリックすると、そのメッセージ表示画面が開きます(この場合は「OCE紹介スライド」のプレビューとそのファイルに紐付く会話が表示されます)

  9. フラグアイコン→ 「クリア」 をクリックすると、フラグ通知をクリアできます。クリアすると、画面右上の通知数も消えます

    画像

    [TIPS] フラグの通知設定は、各ユーザーの 「プリファレンス」→「会話」 メニューよりカスタマイズできます。また、デスクトップ・アプリケーションやモバイル・アプリケーションも、それぞれフラグ設定時の通知をプリファレンス(設定)よりカスタマイズできます

1.4 ファイルに注釈を設定する

  1. ファイルをプレビューします

  2. 注釈の追加アイコン をクリックします

    画像

  3. 注釈を追加するプレビューの領域を選択し、コメントを投稿します

    画像

  4. 注釈付きのコメントが入力されます。注釈をクリックすると、注釈に対応するコメントがハイライト表示されます

  5. プレビュー画面上の注釈を非表示にするには、画面右上の 注釈の表示アイコン をクリックします。もう一度クリックすると、注釈が表示されます

    画像

1.5 フォルダに紐付く会話を作成する

  1. 注釈を設定するフォルダを開きます

  2. 右上のサイドバーの 表示アイコン をクリックします

  3. 会話 を選択します。右ペインに会話パネルが開きます

  4. “会話へメッセージを投稿します” をクリックし、コメントを入力します。「投稿」 をクリックします

    画像

  5. メッセージが投稿されると同時に、会話が作成されます。ここでは「子フォルダ」というフォルダに対する会話が作成されてます

    画像

2. 単独利用の会話

2.1 単独利用の会話を作成する

  1. 左ナビゲーションメニューの 「会話」 をクリックします

  2. 「作成」 をクリックします

    画像

  3. 会話タイトルを入力し、「作成」 をクリックします

    画像

  4. 会話が作成されます。画面したの投稿エリアよりメッセージを投稿します

    画像

    [TIPS]
    会話内の操作(コメント投稿、コメントへの返信、フラグ、LIKE)は、ファイルやフォルダ紐付きの会話と同じです

2.2 会話にメンバーを追加する

  1. 単独利用の会話を開きます。ここでは先ほど作成した会話(デモサンプルの会話)を開きます

  2. 右上の 「メンバー」 をクリックします

    画像

  3. 「メンバーの追加」 をクリックします

    画像

  4. メンバーを入力すると、選択候補が表示されます。追加するメンバーを選択し、「追加」 をクリックします

    [TIPS]
    会話へのメンバー追加は、個々のユーザーもしくはグループを選択できます。また、メンバー追加の操作は、フォルダへのメンバー追加と同じです。

  5. 会話にメンバーが追加されます。「完了」 をクリックします

    画像

2.3 会話にファイルを添付する

2.3.1 ローカル環境にあるファイルを会話に添付する

  1. 単独利用の会話を開きます。ここでは先ほど作成した会話(デモサンプルの会話)を開きます

  2. 投稿エリア右端の ドキュメントの追加アイコン→このコンピュータからアップロード を選択します

    画像

  3. 会話に添付するローカル環境上のファイルを選択します

  4. 「ドキュメントは ドキュメント に保存されます。」の ドキュメント をクリックします

    画像

  5. OCM 上のフォルダを選択します。既存のフォルダを選択する、もしくは「作成」をクリックして新規フォルダを作成・選択することもできます。ここでは既存の 「会話の添付ファイル」 フォルダを選択します

    画像

  6. 必要に応じてコメントを入力し、「投稿」 をクリックします

    画像

  7. 会話にファイルが添付されます。「展開ビュー」 をクリックします

    画像

  8. 添付ファイルのプレビューと、単独利用の会話が1つの画面で表示されます

    画像

2.3.2 OCM のフォルダにあるファイルを会話に添付する

  1. 単独利用の会話を開きます

  2. 投稿エリア右端のドキュメントの追加アイコン→Oracle Content Managementからアップロード を選択します

    画像

  3. OCM のフォルダからファイルを選択します。必要に応じてコメントを入力し、「投稿」 をクリックします

  4. 会話にファイルが投稿されます。展開ビュー をクリックします

    画像

  5. 添付ファイルのプレビューと、単独利用の会話 が1つの画面で表示されます

    画像

2.4 会話を管理する

  1. 左ナビゲーションメニューの 「会話」 をクリックします

  2. ファイル・フォルダ紐付けの会話には、フォルダアイコンが表示されます。フォルダアイコンが表示されていないのは、単独利用の会話です

    画像

  3. 前の手順で作成した単独利用の会話(ここではデモサンプル会話)を開きます

  4. メニューアイコンをクリックし、「会話のミュート」 をクリックします

    画像

  5. 会話がミュートされます。

  6. 左ナビゲーションメニューの 「会話」 をクリックし、会話の一覧ページに戻ります

  7. 先ほどミュートした会話が消えます。ミュートした会話を確認するには、会話の 「ミュート済」 を選択します

    画像

  8. 先ほどミュートしたの会話が表示されます

    画像

    [TIPS]
    ミュートの他に会話のクローズ・再オープン、破棄、メンバーシップメッセージの表示、お気に入りの追加などができます。詳細は下記ドキュメントを参照してください

    Manage your Conversation


以上でこのチュートリアルは終了です。

目次に戻る: Oracle Content Management のファイル共有機能を使ってみよう【初級編】

タグ: ,

更新日時: