ビジュアル・アプリケーションの作成

Oracle Visual Builder (VBCS) では、最初に ビジュアル・アプリケーション を作成します。 ビジュアル・アプリケーションは、Web アプリケーションやモバイル・アプリケーションを開発するために使用するリソースの集まりです。 アプリケーションのソース・ファイルや、メタデータが記述された JSON ファイルを含んでいます。

  1. Web ブラウザを使用して Oracle Visual Builder Cloud Service(以下 VBCS)にログインします。

  2. VBCS の 「Visual Applications」 ページが表示されたら、「New Application」 ボタンをクリックします。

    VBCS の Visual Applications ページ

  3. 「Create Application」 ダイアログ・ボックスが表示されます。 次の表のように設定します。

    設定項目設定する値説明
    「Application name」HR Applicationアプリケーションにつける名前
    「Id」hr_application_<xx>アプリケーションのID。アプリケーションの URL にも用いられるので、VBCSのインスタンス内で一意である必要があります。 <xx> の部分はご自身のイニシャルなどと置き換えてください。
    「Description」Tutorial Applicationアプリケーションの簡単な説明
    「Application template」Empty Application (デフォルト)アプリケーションのテンプレート

    Create Application ダイアログ・ボックス

    値を設定したら、「Create Application」 ダイアログ・ボックスの 「Finish」 ボタンをクリックします。

ビジュアル・アプリケーションが作成されると、VBCSのアプリケーション・デザイナでビジュアル・アプリケーションがオープンします。 アプリケーション・デザイナにはアーティファクト・ブラウザとWelcomeスクリーンが表示されます。 Welcomeスクリーンには、VBCSでアプリケーションを作成するためのタスクのガイドが表示されます。

VBCS の アプリケーション・デザイナ

アプリケーション・デザイナの左側の領域はアーティファクト・ブラウザと呼ばれる領域で、アプリケーションを構成する各種ソース・ファイル(HTML/CSS/JavaScriptなど)や、データ・アクセスや画面フローの設定などアプリケーションを実行する際に必要となるメタデータ(JSONファイル)が表示され、アクセスできます。

アーティファクト・デザイナには、次のタブ・ページがあります。

  • Service Connections
  • Business Objects
  • Mobile Applications
  • Web Applications
  • Components
  • Processes

画面上部のアプリケーションの名前(Application nameとして指定したテキスト)の右隣に表示される 「dev」「1.0」 はそれぞれ、アプリケーションのステータス(development: 開発中を表す)とバージョンを表しています。


次にWebアプリケーションの作成に進みます。