ビジネス・オブジェクト Location の作成
ここでは、オフィスの所在地を表すビジネス・オブジェクト Location を作成します。 次に、作成したビジネス・オブジェクトにフィールドを追加します。 最後に、CSV ファイルからデータをインポートします。
ビジネス・オブジェクトの作成
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アーティファクト・ブラウザの 「Business Objects」 タブ をクリックします。
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アーティファクト・ブラウザにある 「+ Business Object」 ボタン、または右上部にある 「+」(Create Business Object) アイコンをクリックします。
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「New Business Object」 ポップアップ・ボックスが表示されたら、 表 2-1-1のように設定して、 (Create)ボタンをクリックします。
設定項目 設定する値 説明 「Label」 Location
作成するビジネス・オブジェクトの表示名 「Name」 Location
作成するビジネス・オブジェクトを識別するためのID。Labelと同じ値が自動的に設定されます。 -
ビジネス・オブジェクトが作成されたら、 「Fields」 タブをクリックします。 5つのフィールドが定義されています。
- Id: レコードを一意に識別する ID
- creationDate: レコードの作成日時
- lastUpdateDate: レコードの最終更新日時
- createdBy: レコードを作成したユーザー
- lastUpdatedBy: レコードを更新したユーザー
フィールド name の作成
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ビジネス・オブジェクト Location の 「Fields」 タブ・ページの 「+ New Field」 ボタンをクリックします。
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ポップアップ・ボックスが表示されたら、追加するフィールドの設定を次の表のように設定し、 (Create)ボタンをクリックします。
設定項目 設定する値 説明 「Label」 Name
追加するフィールドのラベル 「Field Name」 name
追加するフィールドを識別するための名前。Labelを入力すると自動的に設定されます。 「Type」 「String」 追加するフィールドのデータ型 -
フィールド name が追加されると画面の右端のプロパティ・エディタに name のプロパティが表示されます。 「Constraints」 の下にある 「Required」 をチェックします。
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プロパティ・エディタで 「Required」 をチェックすると、フィールド name は必須データ項目に設定されます。 レコードの作成や編集フォームで、値が入力されているかどうか自動的にチェックされるようになります。 「Required」 列にチェック・マークが表示されていることを確認します。
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「Endpoints」 タブ・ページを開くと、このビジネス・オブジェクトのデータの参照、作成、更新、削除のための REST API のエンドポイントが一覧できます。
それぞれの行は左から、HTTPメソッド、エンドポイントのURL、エンドポイントを識別する名前、エンドポイントの説明が記述されています。
データのインポート
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Location.csv をダウンロードします。 Location.csv には、4件の所在地データが含まれています。
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アーティファクト・ブラウザの右上部に表示されている (「メニュー」)アイコンをクリックし、 「Data Manager」 を選択します。
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「Data Manager」 タブ・ページが表示されます。 「Import from File」 ボックスをクリックします。
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「Confirm Import Data」 ダイアログ・ボックスが表示されます。 「Upload a file or drag it here」 と書かれたボックスをクリックするとファイルを開くウィンドウが表示されるので、ダウンロードした
Location.csv
を開き、 「Import」 ボタンをクリックします。 -
「Import from File」 ダイアログ・ボックスにインポートが成功したことを表すメッセージが表示されたら、 「OK」 ボタンをクリックします。
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アプリケーション・ナビゲーション・エリアの 「Business Objects」 タブ・ページで、 「Location」 を選択します。 「Data」 タブ・ページを開くと、追加されたレコードが表示されます。
次にビジネス・オブジェクト Departmentの作成に進みます。