ビジネス・オブジェクト Employee の作成

ここでは、従業員を表すビジネス・オブジェクト Employee を作成します。

ビジネス・オブジェクト Employee を作成するためには、事前にビジネス・オブジェクト Location と Department を作成してある必要があります。 ビジネス・オブジェクト Location の作成手順は『ビジネス・オブジェクト Location の作成』で、Department の作成手順は『ビジネス・オブジェクト Department の作成』でそれぞれ説明しています。

ビジネス・オブジェクトの作成

  1. アーティファクト・ブラウザの 「Business Objects」 タブ Business Objects タブ をクリックします。

  2. アーティファクト・ブラウザの右上部にある 「+」 (Create Business Object)アイコンをクリックします。

  3. 「New Business Object」 ポップアップ・ボックスが表示されたら、次の表のように設定して、 Create アイコン (Create)ボタンをクリックします。

    設定項目設定する値
    「Label」Employee
    「Name」Employee

フィールド name の作成

  1. ビジネス・オブジェクト Employee の 「Fields」 タブ・ページの 「+ New Field」 ボタンをクリックします。

  2. ポップアップ・ボックスが表示されたら、追加するフィールドの設定を次の表のように設定し、 「Create」 ボタンをクリックします。

    設定項目設定する値
    「Label」Name
    「Field Name」name
    「Type」「String」 String アイコン を選択
  3. フィールド Name が追加されると画面の右端のプロパティ・エディタに Name のプロパティが表示されます。 「Constraints」 の下にある 「Required」 をチェックします。

  4. プロパティ・エディタで 「Required」 をチェックすると、追加されたフィールド Name は必須データ項目に設定されます。 「Required」 列にチェック・マークが表示されていることを確認します。

フィールド department の作成

  1. ビジネス・オブジェクト Employee の 「Fields」 タブ・ページの 「+ New Field」 ボタンをクリックします。

  2. ポップアップ・ボックスが表示されたら、追加するフィールドの設定を次の表のように設定し、 Create アイコン (Create)ボタンをクリックします。

    設定項目設定する値
    「Label」Department
    「Field Name」department
    「Type」「Reference」 Reference アイコン を選択
    「Reference Business Object」「Department」 を選択
    「Default Display Field」「Name」 を選択

フィールド hireDate の作成

  1. ビジネス・オブジェクト Employee の 「Fields」 タブ・ページの 「+ New Field」 ボタンをクリックします。

  2. ポップアップ・ボックスが表示されたら、追加するフィールドの設定を表 2-3-4のように設定し、 Create アイコン (Create)ボタンをクリックします。

    設定項目設定する値
    「Label」Hire Date
    「Field Name」hireDate
    「Type」「Date」 Date アイコン を選択

フィールド email の作成

  1. ビジネス・オブジェクト Employee の 「Fields」 タブ・ページの 「+ New Field」 ボタンをクリックします。

  2. ポップアップ・ボックスが表示されたら、追加するフィールドの設定を表 2-3-5のように設定し、 Create アイコン (Create)ボタンをクリックします。

    設定項目設定する値
    「Label」Email
    「Field Name」email
    「Type」「Email」 Email アイコン を選択
  3. 4つのフィールドを追加したら、ビジネス・オブジェクト Employee の 「Endpoints」 タブ・ページを開きます。

    ビジネス・オブジェクト Employee の Endpoints タブ・ページ

    Employee は Department を参照し、 DepartmentはLocation を参照しているので、それぞれのノードを展開するとこのパートで作成した3つのビジネス・オブジェクトすべてにアクセスできることがわかります。


以上で、パート2は完了です。